研究・教育活動RESEARCH AND EDUCATIONAL ACTIVITIES

ご挨拶

この都度、感染症学講座の教授として着任しました浜本洋です。
私はこれまで多剤耐性菌に有効な抗生物質の開発研究や、細菌・真菌の病原性を解析する、基礎研究を中心に行ってきました。
詳しい研究内容はこちらのページをご覧下さい。
研究の内容も成熟し、基礎研究を脱皮し臨床を意識した研究へと進んできております。

当研究室の山形大学感染症学講座は、初代本間守男先生によって細菌学教室として開室され、第2代教授の中村喜代人先生、第3代の本郷誠治先生と引き継がれ、教室名も発達生体防御学講座感染症分野を経て、平成21年4月に感染症学講座になり、現在に至っています。
当研究室では、国内では唯一といっても過言ではないC型インフルエンザウイルスの研究拠点として発展してきました。現在でも松嵜准教授を中心に、C型インフルエンザウイルスの疫学、増殖の仕組みについて解析を進めております。

研究室での研究・教育では、創薬研究に必要なゲノム科学、天然物化学、分析学、薬物動態学、毒性学、ケミカルバイオロジーの範疇を含めて、様々な先端的な研究手法を取り入れ、国際的にもインパクトが高い研究の推進を行っています。
研究室では、研究や論文の通読など、論文作成に必要な、論理的思考能力、プレゼンテーション能力などを培います。
卒業後にも、先端的な手法を取り込んで診療および研究できる一流の研究者の育成を図ります。

研究をやりたい意欲を持った大学院生、及び修士課程の学生の参加を歓迎いたします。気軽に連絡して下さい。

感染症学講座 教授 浜本 洋